2010年12月16日

ふたご座流星群

Geminids Meteor Shower 2010 from mockmoon on Vimeo.


vimeoの方に流星を強調したバージョンをアップしました。

http://www.youtube.com/watch?v=VvqiDkiVFAM&hd=1
↑youtube HD動画

Geminids Meteor Shower Theme by mockmoon2000

Location : Yashimagahara Marsh Nagano Japan 長野県 霧ヶ峰 八島ヶ原湿原
Date : 2010/12/14-15
Camera : Nikon D3
Lens : AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
Battery : Vixen SG1000
Software : Adobe After Effects CS5, Cubase LE
Piano : YAMAHA CLP-133
Technical info : 14mm F2.8 ISO10000 5sec WB3400K / total 5724shots



 今年は運よく休みが取れて、ふたご座流星群を近所ではなく遠出して見に行くことができました。で、当日の空模様から新潟方面は冬型が強まりそうなのでパスして、奥日光の戦場ヶ原か八ヶ岳方面にしようと考え、夜半過ぎに月が沈むということで、東向きでのロケーションはと考えまして、この場合今年の2月に訪れた湯沢の大源太湖か霧ケ峰の八島ヶ原湿原の二択に、湯沢方面の天気が心配されたので八島ヶ原湿原に行って参りました。

 先日の雨でこの時期にしては珍しく殆ど雪がなく、そのことがちょっと残念だった点と、雪がない為、近くのスキー場が夜通しライトをつけて人口雪を降らせていたので雲が無茶苦茶明るくなってしまった点、雲が(まったくないのもつまらないのですが(^^汗)ちょっと多すぎた点、この3点が残念だったのですが、まあ今までに撮影した中では最も多くの流星を捕らえることができたのではないかと思います。

 設定は上記にあるようにニコン14−24のワイド端、F2.8開放で今回はISO10000と星撮りではノイズが載りすぎで使えないギリギリ限界まで感度を上げました。なぜなら流星は殆ど1秒くらいしか流れませんので(暗い流星の殆どは0.3秒くらいだと思います)シャッタースピードは1秒以上は本来意味がない訳でして、出来るだけ明るいレンズとISO感度を上げることでしか対応できませんので、、以上の設定で14日夜9時から翌朝5時までの約8時間の撮影をしました。バッテリーはビクセンのSG1000を使ったのですが、今回はバッテリー側にもカイロを入れて朝焼けまで何とかもたせたかったのですが、残念ながら空が明るくなる前に内臓バッテリー共々力尽きたようでして、、そういればビクセンSG1000といえば、前のエントリーにある、これを購入したギガオプトさんで新たに作ってもらったローリングシステムですが、購入早々緊急入院中でして、今回は涙をのんで、使用できませんでした、、これ使えればかなり面白かったんですけどね、、凄く残念で、、

 帰宅後AfterEffectsで編集をしたのですが、普通に映像をつなげただけだと1/30秒しか流星が写らず、これでは残像が見えにくいのでエコーフィルターでエコー数7、減衰0.7、演算子を最大(要するに比較明と同じ)に設定しました。これで画面上に流星がきたら何とか知覚できるレベルになったかと思います。ただ惜しむらくはシャッタースピードをもっと短くするべきだったかと、、ここまで雲の流れが速いとエコーフィルタが雲を拾いすぎてしまう訳でして、5秒ではなく3秒とか2秒にした方が映像的に流星がもっと良く映ったと思います。ただしここで問題になるのがD3の連写130枚制限でして、この制限があるため「いつもの方法」でインターバル設定をすると色々と齟齬がありまして、、とここまで書いておいてこのニコンのカメラの連写100枚、130枚制限を回避できる「いつもの方法」についてブログ記事のリンクを張ろうと思ったのですが、見つけられないのでもう一度書こうかと、

 ニコンのリモートコードMC-36を使ったバルブ時間の設定とインターバル間隔の設定では6秒露光、7秒インターバルという風に絶対に1秒の時間差ができてしまうのですが、これを連写で回避する方法があります。100枚で連写が止まるのであれば、100枚の連写中ずっとレリーズをして、そして100枚目の露光中に1秒だけレリーズロックを解除して再びレリーズという設定をMC-36側でしてやれば良いわけです。つまりカメラ側は連写モードにして、6秒露光であれば6秒×100枚ですから600秒、連写間のタイムラグも考慮に入れるとMC-36側の設定を10分バルブ、10分1秒インターバルにしてやれば、殆どシームレスに連写をするようになるというのが、いつも僕がD3を使って星空のインターバル撮影をするときに使う方法です。

 で、この方法だと5秒とか6秒のインターバルであれば、それほどおかしくないのですが、さすがに3秒、2秒のインターバルだと100枚撮影して1秒隙間がある撮影になったりするので、ちょっと映像的に齟齬が出てくるんです。まあそれでも今回は3秒、2秒のインターバルで撮影したほうが良かったかもしれません、、といっても3秒とか2秒では現在D3につんでいるCFカードでは9時間も撮影できなかったでしょうから、、どちらにしろ、今回のこの方法が現時点でのベストだったのですが、、まあ来年以降、流星を撮影するときの申し送り事項ということにします。


 今回はtwitterでお知り合いになった漫画家の本田恵子先生が僕の流星を観る最適な場所アンテナ(ちゃっくるレーダーというらしいです)を頼りにはるばる霧ケ峰くんだりまで中央道経由でいらっしゃりまして、最もスタッドレスをはいていなかったらしく八島ヶ原まではこれなかったのですが、先生のおいでになっている駐車場まで遊びに行ったり、夜な夜なvividblazeのねーさんと長電話をしたり(ちなみに電波のある場所を探して色々クルマで移動しましたもんで、、映像の途中で湿原の中をヘッドライトが走っているのは自分のクルマです、お見苦しい点平にご容赦)、その他、ドコモのWifiアクセスポイント付きガラケーを持っていったおかげで、ソフトバンクの電波が届かない八島ヶ原湿原でも、ずっとtwitterをやることができたりと、結構孤独とは無縁の一晩でございました。またyoutubeにあげる前も後も、twitterではたくさんの反響を頂きまして、本当にありがとうございます。いちいち返信を返すことはできませんが、この場をかえて御礼をば。
posted by mockmoon at 06:13 | TrackBack(1) | 微速度撮影
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