2010年09月04日

NEX-5の使用感など

買うまい買うまいと思っていたNEX−5なのですが、所用でぶっ通しで1時間あまりの講演を撮影しなければならない必要性に迫られ、昔からのDVカメラなどではデータをPCで扱う手間を考えた時、非常に気持ちが萎えたので、結局ツンデレ気味ですが買ってしまいまして、、今日は御嶽山の映像もできていないのに、そのレビューでもしてみようかと、、、

また購入の決め手になったのは、ネットでマウントアダプタを探していて偶然見つけたmuk selectさんで売っていたソニーα NEX-5,3 Eマウント用ニコンF(Gレンズ対応)マウントアダプタの存在でして、

muk.jpg
アダプタ装着時のNEX5(写真はmuk selectさんからお借りしました。)


NEXのフランジバックの短さは屈指でしょうから、ほぼどんなレンズも装着できる訳でして、しかもこのマウントアダプタ、何とGレンズ対応(といっても詳しいF値は出ずに写真にある「lock←→open」のバーを回して絞りを調整するんですが)でございまして、しかも最新のデジカメに言える傾向として広い液晶にライブビュー、MF時には拡大表示が一発でできると、MFレンズ持ちには嬉しい機能が満載、更にチルト可動式の液晶モニターのお陰で安定した体制からもMFが可能ということで、マウントアダプタをまず注文してしまい、、その足で近くのキタムラで即買いしてしまいました。

で、レビューなんですが、、う〜ん、機能的には素晴らしい、素子もAPSサイズのデカさ、1420万画素、フルHDとスペックも十分なはずなんですが、、、、まずは下のフルHDのキャプチャー比較を、、、

compare01.jpg


1枚目、2枚目はNEX5と5DmarkIIのフルハイビジョンからのキャプチャーを等倍で切り抜いたものです。3枚目は5DmarkIIのJPEG画像を上のみトリミングして16:9、1920x1080にリサイズして、さらにそこから等倍で画面中央の940x540pixelを切り抜いたものです。クリックして拡大して頂ければ解ると思いますが、、う〜ん、、NEX5は、、圧縮率が高すぎる故の弊害なんでしょうか、、、僕の設定が何か間違っているのか、、これが実力なら何とも残念なような、、、

前々から思っていたことで、まずフルHDをうたっているビデオカメラは実際の所1920x1080pixelの解像度はないのではないかという疑問がいつもありまして。なぜそんな疑問を抱くようになったのかというと、微速度撮影で作成するwmv9の1080pの映像と、大体同じ画角で5DmarkIIで撮影したフルHDの映像、どう考えても微速度の方が高精細な訳でして。しかも圧縮率は微速度のwmv9の方が圧倒的に高く、軽いファイルでもです。今回キャプチャー画像と実際に静止画として撮影した画像を並べてその考えが更にはっきりしまして、、

この画像を見る限り、5DmarkIIのフルHDですら一枚の静止画としてみると720pくらいの解像度しかないように思えます。NEX-5に関しては被写体が森とジャギーが出やすい線路といった難しいものなんでしょうが、、それにしても540p(といってもそんな規格ないですが)くらいの解像度(それも怪しい?)しかないような、、更に電車の部分だけ比較してみた等倍画像を見てみますと、、、

compare11.jpg

レンズはそれぞれ、NEX-5にはマウントアダプターをかませてAF Nikkor 50mmF1.4D(フルで75mm換算)を、5DmarkIIにはこれまたマウントアダプターかませてAi Nikkor 85mmF2Sを付けて、それぞれ絞りはF5.6近辺で撮影しました。ISOは両方とも最低感度だったはずです。フルHDの動画ということで、かなり期待したのですが、ちょっと期待はずれだったような、、ただこの安さですから、しようがないのかと、、まあD90の時もそうだったですが(レビュー参照)、動画に関してはちょっと期待はずれな場合が多いですね、、その意味では5DmarkIIは偉大かもです。NEX-5に関しては動画を微速度作品に使えるかと言えばノーですが、5DmarkIIなら最低限のラインはクリアしていると思いますし、、

vlcsnap-2010-09-04-09h16m50s101.jpg
月山弥陀ヶ原と夏の雲 2010/9/2 PM2:25 Sony NEX-5 FullHD movie caputure

さて、次に静止画ですが、、

DSC00164.JPG
月山8合目駐車場にて夕暮れをHDRで 2010/9/2 PM5:52 Sony NEX-5 16mm F5.6 1/320sec ISO200 WB AUTO HDR AUTO

まずはソニーの独自技術HDR画像についてですが、、まあ使ってみた印象では、それなりに面白いかと、、上の写真だと何とも間の抜けた絵ともいえないこともないですが、photoshopなどでちょっと手を加えると、、

DSC00164edit.jpg

なかなか使えそうです。ただ手持ちでHDRを撮影すると、ブラケットっぽく何枚か撮影するため、端が合成時にズレることもあります。基本三脚で撮影するのが良いでしょう。それと本来暗い部分の色を引っ張り上げている訳ですから、若干ノイズが多くなるような印象もあります。

DSC00177.JPG
浄土平の朝焼け 2010/9/3 AM5:00 Sony NEX-5 16mm F2.8 1/50sec ISO200 WB AUTO

発色に関しては非常に良い色がでると思います。ただ雲や水蒸気部分の赤色の斑ノイズは低感度からかなり出ます。5DmarkIIでも出ますがそれ以上に出る印象なのは素子がAPSサイズだからでしょうか、、この点ニコンのカメラは偉大ですね、、殆どこの斑のノイズを見たことがないですもの、、

DSC00175l.JPG
浄土平にて天の川を 2010/9/2 PM10:20 Sony NEX-5 16mm F2.8 ISO6400 15sec WB 3400k

次に高感度で星撮りをしてみました。ピントは合っているはずなのですが、NRのせいなのか像が随分潰れてしまいまして。正直背面の液晶では凄く綺麗に写った印象がありまして、もしかして5Dに迫るレベルかもとかって思って撮影したのですが、家に帰ってがっかりしまして(笑 ISO3200やISO1600でのベンチをとっていないのが悔やまれます、、今度改めて高感度については検証しようと思いますので、これは参考程度にご覧下さい。

DSC00198.JPG
只見線会津西方近辺の鉄橋を 2010/9/3 AM9:06 Sony NEX-5 AF Nikkor 50mmF1.4D F5.6 1/500sec ISO200 WB AUTO

で、最後に動画でも撮影した只見線の静止画を載せておきます。WBがAUTOだった為、色味が動画のものと少々違います(動画は晴天)が、レンズや絞り等は殆ど同じだとおもいます。

最後になりましたが、NEX-5のレビューの為もあって、今回はエラク遠出をしまして、9/2〜9/3の二日間で、埼玉から関越自動車道を北上→群馬→新潟の村上ICで降りた後は海沿いの鄙びた寒村を横目で見つつ、山形の酒田市を経由して月山に登り、夕陽を撮影した後に、庄内あさひICから山形自動車道を使い→宮城で東北自動車道に合流し→福島西ICから浄土平に10時頃着いて星の撮影をし、4時間弱の仮眠で同じ浄土平で朝日を撮影、その後猪苗代ICから会津坂下ICで降りて只見線沿線を小出方面にひた走り、途中で只見線の撮影スポットなどによりつつ小出ICから関越に乗って帰ってきた訳です。走行距離1000kmで無茶苦茶疲れました。とはいえ、今回は浄土平ではtwitterで知り合いのqzd13650さんに思いもかけず、色々と差し入れを頂き、カメラ談義に端を咲かせたり、只見線撮影スポットの鉄塔では学生さんのkotoakiさんとお知り合いになれたりと、なかなか充実した撮影旅行だったかと思います。
posted by mockmoon at 13:45 | TrackBack(0) | 機材など
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