2009年08月25日

新穂高温泉から鏡平へ

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鏡平山荘と天の川 8/24 19:44 D3 14mm F2.8 ISO4000 6sec x 4

前々から気になっていた鏡平、本来もっと早い時期に行き、池に映った槍ヶ岳と東から登る天の川を一緒に撮ろうと思っておりましたが、今年は天候が不順で、なかなかその機会がなくタイムリミットの7月上旬は過ぎてしまいまして、、それでも気になっていた場所なので、二日間の暇が開いたということで行ってきました。

当日は気乗りがあまりしなかったこともあって、あまり気合いを入れずに5時起床で、6時頃に家を出てクルマを運転すること約3時間半、新穂高温泉についたのが9時半、準備をして歩き始めたのが10時くらいでしたでしょうか。正直クルマの運転がこれほど掛かるとは思いませんで、、新穂高温泉も松本からちょちょっと行けば着くと思っていたのですが、なんと奥飛騨の温泉郷の一部ということで、岐阜とは思っていませんで、、エライ遠い所まで来てしまったな〜と、、

鏡平までの道のりといえば、左俣谷にそった林道をのんべんだらりとゆるゆる登っていくだけでして、、1時間ほどでわさび平山荘を横切り、そのまま休まずに歩き続けること15分ほどで、漸く林道の終点まで来まして、秩父沢と左俣谷の分岐なのでしょうか、林道の陸橋の近くには立ち枯れた木が一本川の中央にありまして、、

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左俣谷の川に佇む枯れ木 8/24 11:15 5DmarkII

こちらで休憩がてら動画の撮影なんぞを10分ほどした後、漸く登山道と呼べる道を登っていきました。この山道は岩がごろごろはしているのですが、目立った急坂もなく、また岩も結構階段状になっていまして、それなりに登りやすく、そこを登ること45分程で秩父沢を横断する場所に出まして、そこから再び1時間10分ほどで標高2090mの標識に出ます。そこから登ること50分ほどで鏡平山荘に到着という感じでした。到着時刻は2時くらいでしょうか。全体的に大した急登もなく、それなりに歩きやすい登山道です。とはいえ標高差1200mということで、かなり足にくる事は事実ですが。

で、鏡平に到着したらガスがずいぶんかかってきまして、結局遅いお昼でカレーを注文し、缶ビールでいっぱいやったらすっかり根が生えてしまいまして、1時間ほど仮眠をとりました。3時半くらいに起きたのですが、どうにも天候が思わしくないようで、、ただ、今年の初夏の燕岳の事もありますので、夕暮れ時には大抵大気が変化して、ガスが多い日でも雲を散らしてくれる事が多いことを知っていましたんで、4時頃からカメラを持ち、山荘付近をうろうろしていたら、案の定ガスが切れてきまして、、早速逆さ槍の見える池へ直行しました。ガスが切れたということで、山荘からは人が大挙して出てきまして、撮影スポットにはかなりの人がひしめき合っておりまして、、ただぱっと見た所、本格的にカメラをやっている人は僕を含めて3人ほどでしょうか、、他の方々は思い思いに携帯などで池に逆さに移った槍ヶ岳などの撮影を楽しんでおりまして、、

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池に映った槍ヶ岳 8/24 17:14 5DmarkII

こちらは静止画を撮ることなんぞ、すっかり忘れて微速度撮影のみに集中しておりまして、、ここで夕暮れ時までずっと粘って撮影していたのですが、途中でガスが掛かってしまい、今までいた人々は山荘へすごすご戻って行く中、残ったのは、上でも述べた通り、本格的に三脚で撮影している私を含めた3人でして、(といってもそのうちお一人は奥さんと一緒ということで正確には4人でしたが)。まあ自然色々とカメラ談義などを交えながら、ひたすら雲が切れるのを待ったのですが、結局槍は再び姿を現さず、夕暮れの空もガスに隠れてろくに染まらずといった感じでして、、ただこの方々とは色々話をするうちに結構仲良くなりまして。奥さんと一緒に京都からやってきた方とは、夜中の星の写真も撮ろうということになりまして、、その日は一度山荘には戻りましたが、この方とは結局9時頃まで一緒に星の写真を撮ってました。

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フィッシュアイを使って天の川を 8/24 20:19 5DmarkII 15mm F2.8 ISO3200 30sec

夕暮れ時に一度山を覆い尽くしたガスも、日没1時間ほどで切れてきまして、闇が迫るなか、まずはD3を池ごしに山荘と南に現れる天の川が見える位置にセッティングをして、F2.8 ISO4000 6秒でも飽和しないくらい暗くなってから微速度撮影を開始して、その後は槍が見える池へ移動して撮影をしました。池ごしの山荘と天の川の写真はこのエントリーのトップの絵でして、これは動画からのキャプチャーです。なかなか面白い動画になったかと、、といっても発表はまだまだ先だと思いますが、、、ちなみに上の写真は前回草津白根山に行った時に一緒に星撮りをしたカメラマンさん持っていて、欲しくなって衝動買いしてしまったシグマの15mmフィッシュアイでして5万ちょっとでこれだけ写るんですから、大したもんだと、しかもレンズ自体が小さいので持ち運びも楽ですし、、昔APSに10.5mmのフィッシュアイを付けて撮影していた頃と同じ感覚で使えるのは非常に大きいかと、、それとこの写真でボーっと写っているのが、京都からいらっしゃったカメラマンさんです。

で、この日も前回の燕岳と同じで、結露がかなり酷い夜でして、、夜半の9時頃から11時くらいまでは乾いた空気が入ったせいかかなり安定したのですが、それ以外の時間に撮影した画像に色々と影響が出てしまいました。とはいえ、今回D3の方には前回の轍を踏まないように携帯カイロをレンズ周りに巻き付けておいたので、D3で撮影した映像は無傷でして、結露対策としてはかなり効果があったと思います。その代わり大体同じ時間に5Dで撮影したものは失敗してしまいまして、、あたらバッテリーとメモリー、を無駄にしてしまいました。

で夜中の11時半くらいからD3、5Dとも微速度撮影の設定をすませてカメラを回した状態で山荘に寝に戻り、結局明け方の3時半くらいまで、カメラをほっぽり出して床につきました。眠りから覚めて朝日撮影の準備をするべくカメラを回収にいったのですが、両方のカメラとも結露まみれになっていまして、(笑。D3のレンズ部分もカイロが消えた後だったので、べっとり結露していまして、この回収作業にずいぶん時間を取られました。それでも今回の撮影では、このエントリーの最初に貼った山荘と天の川の動画(D3)、池に反射する槍連峰と東から北の星々(D3)、そして池のデッキ側で撮影した天の川(5D)と3つの星の写真を撮ることができまして、そういう意味では燕岳の時よりも遙かに実り多いものだったと思います。

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池に反射する朝日と槍ヶ岳 8/25 5:51 5DmarkII

その後4時半くらいから、逆さ槍の見える池で朝日の撮影を始めたのですが、昨日夕暮れまで一緒だったお三方が早速やってきまして、これまた朝日を撮りつつカメラ談義に花が咲きまして、、朝日自体は殆ど焼けない中途半端なものでしたが、低層の雲の動きがなかなか面白く、60点くらいの映像が撮れたでしょうか、、

その後6時すぎには再び濃い霧が立ちこめ、カメラも結露がつき始めたので、山荘へ撤収して、このお三方と朝食を一緒にとって、その後はパッキングも早々に帰途につきました。

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山荘脇の池より弓折岳を 8/25 7:12 5DmarkII

帰り道は弓折岳へ登り、抜戸岳までの稜線を抜けて、笠新道を降りるという方法もあったのですが、、結局ヘタれて、来た道をそのまま戻りました。下山後の体力を勘案すれば、もうちょっと無理をしても良かったと思うのですが、、、

新穂高温泉に到着してどこの日帰り温泉に寄ったもんだか先日購入したiphoneで探したのですが、(こういうときにiphoneは凄く便利です。ほぼフルブラウザと同じものがストレス無く見れるので、普通にノートPCを持っているような感覚で色々探せますから、、このときはgoogleからじゃらんのPCサイトで日帰り温泉の口コミ情報などを見ました。)結局帰り道の途中にある平湯温泉で口コミ一番人気だった「ひらゆの森」に行きました。ここで温泉に入って昼食も食べて、昼寝もして、帰り道は眠気にも襲われることなくのんびり帰ってくることができました。

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posted by mockmoon at 21:45 | TrackBack(0) | 山行日記
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