2009年06月18日

初夏の燕岳に登ってきました。

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燕山荘と天の川 PM23:34 5DmarkII 17mm F2.8 30sec ISO3200

18日、19日と丁度時間が取れたので燕岳に行ってきました。去年登った時は秋口だったので雪のない北アルプスということで、今年は春先に残雪多い北アルプスを背景にした天の川の動画を撮りたいと常々思っていまして、4月から機会を窺っていたのですが、仲々二日続けての休みが取れず、取れても天候が思わしくなくこの時期までずれこんでしまいましたが、今回は何とか天候も期待できるかもしれんというのでの山行でした。とはいえNHKの「特ダネ投稿DO画」での放送があるとのことで、丁度山小屋に泊まっている為オンエアーを見れない訳でして、どうしたもんだかも考えたのですが、やはり仲々泊まりがけで山に行く機会も少ないので、今回は涙を呑んでNHKのオンエアーは諦めるということで、、、

で、当日は4時に起きた時は曇りでして、天気予報は数日前まで晴だったのが一転して雨予報でして、翌日には回復するとのこと、ただ雲画像を見るとどうも夕方あたりには北アルプス方面の天候が回復するのではないかと見て取れまして、、ということは比較的遅く登るのが正解かもしれんということで、ゆっくりと準備をして7時頃に自宅を出ました。途中サービスエリアなどで飯などを食べ、高速道路走行中は雨が降ったり止んだりと、なんともハッキリしない天気でして、、そうこうするうちに中房温泉へ到着しまして、、で、到着時の天候は小雨、何ともはっきりしない天候の中、モチベーションもそれ程上がらず、同時に上に行っても一日雨だったらどうしようとか色々考えたのですが、まあここまで来てしまった以上登らないと意味もないですし、運動も兼ねた登山でしたので、下はレインウェアのパンツをはき、上はどうせ登っている間は暑くて仕方がないだろうから速乾Tシャツのみで登り始めました。それにしても今回は久々にD3も含めた重装備で久々にかつぐDeuterの40+10Lのザックということで、いきなり登りでへばりまして、、冬の間に随分体力が落ちてしまったもんだと、、、

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合戦小屋手前にて PM12:04 5DmarkII              山荘手前の雪渓 PM13:18 5DmarkII

そうはいっても一度は来ている山道なので、合戦小屋までの4つのベンチがそれぞれ高低差200m弱で設置してあることなど、先の不安もなくえっちらおっちら登っていきまして、約3時間ほどで何とか合戦小屋に到着しました。それにしても小雨の中大量の汗をかきながら登ってきたのですが、お腹をさすってみてびっくりしまして、、腕や肩の当たりは熱を帯びていたのにお腹の脂肪(笑)の部分はひんやり冷えておりまして、やっぱり雨の中Tシャツのみで登るのは良くないことだと実感しました。今回は食料も非常食しか持っていかなかったので、小屋でカップラーメンとビスケットなどを購入して昼飯にしたのですが、まだまだシーズンインではないので名物のスイカなどもなく、登山客も僕の他に一人おるだけでして、、昼食後早々に小屋を後にしました。

合戦小屋からは雪道が徐々に多くなりまして、また雨は小降りですが、時折強い風が吹き、エラク寒いのでさすがにTシャツのみはやめて上にレインウェアを来て登っていきました。森林限界を超えた当たりから、雪渓の上を歩く場面が多くなりダブルストックのありがたみを感じながら徐々に登っていったところ、去年とどうも道が違うようでして、去年の夏道はテント場の方から燕山荘の正面玄関へ着く道だったのですが、何故か裏の冬用避難小屋の方に着きまして、濃い霧の中だったので一瞬道に迷った感じになったのですが、案内表示に遵って行った所無事正面玄関にたどり着きました。

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谷間を照らす寸光 PM17:17 5DmarkII

燕山荘に着いたのは良かったのですが、天候もいっこうに回復する気配がないので、喫茶室でビールとつまみを頼んで、酒でもかっ喰らって寝ちまうかと、、しかし登山のような全身運動の後に飲むビールは吸収率が全然違うといいますか、、一本飲み終わったら良い感じで酔いが回ってきたので、部屋に行って一寝入りしました。で5時頃目が覚めると、なにやら窓の方から光りが差し込んできまして、とりあえず外に出ると西の方角の雲が徐々に切れ始めておりまして、谷間に陽光が差し込んでいるのが見えまして、早速撮影を始めました。その後6時からの夕食も素早く食べて、また外にでると今度はブロッケン現象を拝む事ができまして、しっかり動画を撮影しました。

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ほぼ水平に見えたブロッケン現象 PM18:26 5DmarkII movie mode

その後夕暮れの微速度撮影などをしましたが、今回の動画は以前に撮影したものと比較するとどれも今ひとつといった感じでしょうか、、何か心に訴えるものがないんですよね、、何だろうな、、色なのか、、どうも色がどれも濁っているような気がします、、S5proだとこの辺もっと良い感じで撮れるのかどうか、、

その後程なく夜になりまして、空の様子を見れば非常に良い感じで、早速D3のセッティングをして、かねてから考えた場所に夕闇迫るなか設置しに行きました。今回はもう氷点下になることもないでしょうから、携帯カイロを使うこともないだろうということで、結露対策をしなかったのですが、結果的にそれが運のつきといいましょうか、、山荘に帰って1時間半ほど仮眠をとって11時頃に再びD3の元に行ってみると、レンズとカメラがまるで雨にでも打たれたかのようにぐっしょり濡れていまして、、水蒸気をたっぷり含んだ夜露のおかげで、最初に撮影した天の川の微速度撮影は完全に失敗しまして、、場所が悪かったのかもしれないということで、ちょっと場所を移動して再びD3を回しはじめ、その後は5Dの方で色々と星空の写真などを撮影したのですが、最終的には念には念をいれて5Dの方でも微速度のセッティングをして、再び山荘に帰って床につきました。

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大天井岳と天の川 PM23:02 D3 14mm F2.8 10sec x3 ISO6400

で、今度は2時頃に再びカメラの元へ行ってみたのですが、、結局両方とも結露、というか夜露で全滅でして、、撮られた画像を見る限り20枚ほど連写でレンズがぐっしょり曇ってしまったようで、復旧のしようもなく、今回は夜空の微速度は撮ることができませんでした。しかしなんと言いましょうか、、雨が降っていて夜の撮影自体ができないのであれば諦めもつくのですが、このエントリーのタイトル写真と、この上の写真のように、非常に良い感じの星空とロケーションだっただけに何とも悔やまれる結果になってしまいまして、、本当に残念無念でございました。

その後は3時半くらいまで小休止をしまして(といっても結局悔しさから一睡もできなかったのですがw)、空が白んできたので朝日の写真を撮るべくまた外へ行きまして、今度は結露するかどうか見届けてやれということで、カメラにつきっきりで5時くらいまで撮影していました。

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朝焼け間近の燕山荘 AM3:39 5DmarkII

まあなんと言いますか、、朝焼けがすごくなると踏んでいた割には大したこともない朝焼けで、(まあ何というか色んな微速度撮影はしているので、大抵の風景では感動しなくなっているというのもあるかもしれませんね、、)結局表銀座の山々も赤みを帯びてきたので、それも押さえて6時には朝食、そんで6時半には帰途につきました。

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赤く染まる表銀座の山々 AM4:47 5DmarkII

行きの高低差1200mの登りもきつかったですけど、帰りはやはり去年の大天井岳の時と同じく膝が笑い始めまして、最後の100mの下りが一番きつかったです。下山後には有明荘で日帰り温泉に入って帰った訳なんですが、、ここの温泉のお湯質はすばらしかったです。ほのかに硫黄の香りがして、それでも無職透明、それでいて効き目がありそうに感じるお湯の濃さ、、、露天のみの中房温泉よりもこっちのほうが良いかもわからんです。
posted by mockmoon at 18:05 | TrackBack(0) | 山行日記
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