D90 35mmF2.0D ISO400 F8 10sec
数日前にうちのニャンコで高感度画像を上げましたが、比較対象がなかったので、うちの高感度番長のD3と撮り比べてみました。室内の調度品を、薄暗い照明下(隣の部屋の電気がついていて、撮影部屋ではつけていない状態)で撮影してみたのですが、畳、漆喰の壁など室内では比較的ノイズの乗りやすい条件下での撮影です。で、NRをつけても撮ってはみたのですが、ちょっとめんどくさかったので、NR無しの画像比較ということで、、、

上の画像をクリックすれば拡大画像が見れます。結果としてはD3の高感度が如何に凄いものなのかという事が確認できた点。そしてD90に関してはノイズの処理はやはりNRに負っている部分が大きいのではないかという印象を持ちました。被写体本来のディテールを残したいのであればISO400〜ISO800くらいが一応目安なのかもしれません。ここからは解像度が段々落ちてきます。とはいっても解像度が落ちても大きな破綻はISO3200まではなく(この間400万画素くらいの解像度と言いましたが、やはりその通りだと思います)、ISO6400になるとガクッと色が浅くなり、ドットノイズが出てしまう感じです。D3に関してのISO12800とISO25600の関係に似ているかもしれません。D3との比較ではやはり2段くらいの差があるでしょうか。
ちなみに全ての設定を限りなく同じにして撮ったつもりだったのですが、EVが若干違うという痛恨のミスをしてしまいまして(笑。D3がEV−0.3なのに対してD90はEV−0.7なんですね、マニュアルでシャッタースピードも一緒にして撮影すれば良かったのですが、それができなかった点が今回の反省点です。
参考までにD90のISO800とD3のISO3200のフル画像を置いておきます。双方NRオフです。
D90 35mmF2.0D F8 5sec ISO800 NR off
D3 50mmF1.4D F8 2sec ISO3200 NR off